浅間さんの模型に対する思いは熱い!ちょっと長くなりますがお付き合いください。

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    浅間さんの思いのたくさん詰まった模型をお持ちいただきました。

     

       

     

    『1/12 可変ブロウスーペリア(イエロータイプ)』です。

     

            

     

                

     

    “今井科学”というメーカー、後の“イマイ”というメーカーを
    ご存知の方はだいぶ少なくなったように思います。

     

    「ロボダッチ」とか「サンダーバード」、「マクロス」帆船模型など
    ・・・イマイの作っていた模型です。

     

    ・・・そういうメーカーがあったのです。


    そして

    この頃、サポートしているのがアオシマです。

     

              

     

               

      

       

       

          

    そして今回浅間さんはアオシマが再販した模型を製作なさったわけです。

     

    浅間さんからメモをお預かりしました。
    メモというにはA4 で3ページです。


    いただいたメモをそのまま掲載します。

     

    では、じっくりお読み下さい。お楽しみにどうぞ!

     

    ・・・・・・・


    1/12 可変ブロウスーペリア (イエロータイプ)


    今井科学の可変モデルを、アオシマが再販したものです。
    キットプラキットの他、ポリパーツ、金属パーツ等、当時としては豪華なキットだったと

    記憶しています。
    ただ、今となっては、残念なところがあったりもしますが・・・。
    何よりも、当時のモナカキット。
    さらに、ポリキャップが白!?白って、なんだよ!って、感じです。
    はじめはアーマーバイクとライドスーツを個別に作る予定でしたが、仮組未で変形装着した

    ライドアーマーの出来がなかなか良かったので、完全変形を排除し組み換え変形でどちらも

    両立する作品にしてみました。
    これを思い付いたのも、昨今のスーパーミニプラに見られる『形状、変型を両立するなら、

    パーツは丸々余っても良い』という考え方です。(おっさんからすれば、アオシマらしい発想です。

    今井科学製品でしたけど。)

     

    では、個別に製作レポート、いきます。


    ☆ ライドスーツ(イエロー・ベルモント) ☆

     

          

              

     

    キットは、ライドアーマーを基本として設計されてあるせいか、分離すると「手は
    長く、同は短い」という残念な形状。
    その形状を、変型装着に負担が無いよう、人の形に近付けていきます。


    頭部:

     

            

     

              

     とてもよい形状です。
     バイザーがカタカタだったので、プラバンでガイドを作りピンを太らせて定位置に止まるように

      しました。

     

     

    腹部:

     

            


     寸詰まりで、ちょっと残念な形状ですが、外装を装着させるためには形状をそのままにして

       設定画を参考に (キットには、製作の手助けになる設定画が付いてきます !)彫り込んで

       ディテールアップしています。

       また、装着時は重みで外装がグラつく ので、背中にマグネットを仕込んでカッチリと固定

       出来るようにしています。


    腕部:

       

                      

     

                
     

       変に長いので、上腕部で4mm程カットして詰めています。
     手首は2種、にぎり拳と武器持ち手が付いてきますが、後者をディテールアップして角度を

       変えて使用しています。

     

     

    脚部:  

     

               

     

           


     こちらも、ライドアーマーを基本に設計されているため、大きなギブスを履いているように

       見えます。イエローは、中性的なキャラのため、線の細い設定。
     そこで、膝下を合わせ目で左右3mmほど幅つめした後、ディテールを彫り込んでいます。
     設定では、つま先が装着時に前方へスライドするギミックがありますが、あまり目立 たないので

      オミットし、かかとと固定して自立するようオモリを入れています。
     また、股関節はロール軸が無いため、新たにL字関節を仕込んで可動域を広げています。

     

     

    ☆アーマーバイク(ブロウスーペリア)☆

     

     

     

        

     

    アーマーバイクは、聖闘士星矢のクロスよろしく、ライドスーツから分離したパーツを組み直して

    バイク形態に変形させます。
    キットでは、ライドアーマーをメインとするため、バイク形状用の固定ピンが少なく、形状を維持

    するのが難しいです。
    そこで、いくつかのパーツを自作して、スーパーミニプラのようにカッチリとしたアーマーバイク

    形態を維持できるようにしています。

     


    バイク中央部(タンク、エンジン、シート):

     

            

     

            

     

              

      
     変形時、設定ではエンジンパーツは、ガソリンタンク内に収納されます。
     キットでも再現されていますが、エンジンパーツが小さすぎてエンジンスペースがスカスカです。

     そこで、エンジンスペースをプラバンやランナー、WAVEのバーニ アパーツ等で埋め、

       それらしく作りこみます。
     ラジエターはキットではパーツ化されていないのでプラバンで箱組みで作りました。

     シート後部はライドアーマー時の固定ピンの受けがありますが、ポリパーツがむき出 しなので

     プラバンでフタを作っています。
     前後輪の変形用可動軸がエンジン下部にありますが、キットでは薄い板状のパーツでシート下に

     移動させるようになっています。
     このパーツはキットオリジナルの折れやすいもので、エンジンディテールの一部とし て設計

       されています。
     これを廃止し、マグネットによる接続と差し替えで変形を再現してみました。

     

     

     

    フロント周り:

     

          

     

           

      

        
     変形時に使用する金属パーツは、そのままにしました。
     フロントカウルはパーツ自体が薄いので、1mmのプラバンで干渉しないところを裏 から補強

       しています。
     ヘッドライトは、パーツを加工し後ハメできるように。
     キットには、ハンドルパーツはあるのですが、ライドアーマー時の前後輪パーツの固定ピンも

       兼ねているためか、タンクの脇にありました。
     これを廃止し、新たにフロントフォークとハンドル、メーターとバイザーの全て一体化した

       パーツを、プラバンとランナー、WAVEのパーツ等で製作。
     このパーツのおかげで、フロントタイヤがしっかりと固定されます。


    リア周り:

     

      ​​    

     

             


     バイクに必要な足を乗せるステップも、オミットされています。
     こちらもWAVEのグリップパーツとプラバンを使い再現すると共に、形状維持になるように

       左右のサイドアーマーをつなげて固定するように製作しました。
     シート後部には、ジャンプ用?のバーニアがあります。
     バーニア内及び、バーニア基部をWAVEのパーツにてデコレートしています。

     

    ☆ライドアーマー☆

     

         

     

             

       


    以上の工作で、スーパーミニプラのようにパーツは余りますが、カッチリとした変形装着と

    バイク形態が両立することが出来ました。
    ライドアーマー時用に新たに製作したパーツはバイザーと前後輪の固定パーツです。
    バイザーはライドアーマー時、頭部後方にスライドするギミックあったのですが、これを廃止。

    バイク形態用にフロントフォークと一体化したため、新たにプラバンに て設定画に合わせた形状の

    ものを製作しました。
    前後輪も両肩の後方に固定されるのですが、前記の通り固定ピンがガソリンタンクの側面に

    ハンドルとしてあったため、これを廃止しました。
    設定とは違うのですが、プラバンとWAVEの丸モールドを使用して新たに固定用のパーツを

    製作し、フロントカウルのスライドレールのすき間に差し込んで、前後輪を固定しています。

     

           

     


    ☆色、ん〜・・・。☆


    今回、指定色のレシピはあるのですがイメージと違っていて、私のイメージで
    塗装しています。
    青は、少し濃すぎたかも(黒いデカールが、見にくい)。
    正直、私は肌色が苦手です。
    だから、綺麗にフィギュアを塗装出来る人を尊敬します。
    で、キット付属の顔パーツには一番神経を使ったのですが、結局アニメ塗りっぽくなってしまいました。
    有難いことに、キットはイエローに似ていて、目と口には深めにラインが入っています。
    キットは白プラなので、直接、瞳を書き込み、目の部分をマスキングして肌色をのせ ていきます。
    肌色はオレンジに少量のレッドを混ぜ吹いた後、Mr.カラーのC318レドーム色を影が残るように

    額からアゴにかけて吹きました。
    髪やヘアバンド、眉毛を塗装後、オレンジ色とレドーム色を混色して影になる部分を塗装しています。
    最後に、エナメルのフラットブラックにて、目のラインを入れれば完成です。

     

       

     

    ☆関係ないけど、関係ある?☆

     

    何とか、思い描いたモノが出来ました。
    現代の技術を用いて製作されたスーパーミニプラは、かつてのアオシマの変形合体を思わせる

    原点回帰の商品なのかもしれないと改めて思いました(ナンダソレ?)
    話はそれますが、このブロウスーペリア作るにあたり、当時の作品を検索してみまし た。
    この『機甲創世記モスピーダ』は1983年から1984年にかけて放送され、モスピーダの他にも

    『聖戦士ダンバイン』『装甲騎兵ボトムズ』『銀河漂流バイファ ム』『超時空世紀オーガス』

    『プラレス3四郎』『亜空大作戦スラングル』『特装機 兵ドルバック』『サイコアーマー

    ゴーバリアン』『光速電神アルベガス』等々。
    いまだに愛される作品から問題作(笑)まで、ロボットアニメの当たり年だった?よう です。
    モスピーダのOPとEDは、時が流れても色あせないカッコいい曲です。
    作詞は売野雅勇氏(ガンダム劇場版掘▲┘襯イム、Z、ZZ、等。80年代アイド ル曲も有名です。)
    作曲は タケカワユキヒデ氏(ゴダイゴ 999って言ったら、説明不要?)
    編曲は久石 譲氏(ジブリ作品の前から、彼の曲を聴いていたとは!改めて彼の偉大さを実感しました。)
    ぜひ、視聴してみて下さい。

     

     


    模型専門店 SEKIYA
    営業時間 10:00〜19:00
    定休日 火曜日
    〒960-8034
    福島県 福島市 置賜町 6-16
    024-522-5497


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